温かいお言葉
先日、デイサービスセンター職員が、ご利用者からこのような手紙をもらったと見せてくれました。
『障害者と差別されないで普通に付き合ってくださったこと、気が楽になってストレスも少しずつ薄れていくようです。
のろまで耳も悪くて、人の言っていることが分からない時でも、聞き返しても嫌な顔しないで、丁寧に教えていただけることに感謝しております。』
ご本人が、このような手紙をわざわざ下さった背景を考えると、自分が置かれている環境の中で、よほどうれしいことであったのではないかと思います。
職員にとってこの言葉は、自分たちの行っているケアの評価・バロメーターになります。
そして何よりも、仕事に対してのモチベーションになります。
対人コミュニケーションを仕事内容とする我々の職種は、一喜一憂でストレスが溜まりやすいものです。
その中で、しっかりとご利用者をケアすることは、正直大変だと思います。
しかし、介護技術だけでなくコミュニケーションにもプロ意識を持つことは必須です。
そして、チームケアを行う上では、これらを全員で共有できなくてはいけません。
そんな中で、職業人として、人間として、喜怒哀楽を生かしたケアができるように、これからも一人一人のご利用者に向き合ってもらいたいです。